高松次郎 『雲の波、そして天の浮橋』 版画集「國生み(古事記、日本書紀)」より  小売 1984年 直筆サイン入 限定87部 シート 【真作保証】

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*東京藝術大学を卒業し、27歳で 赤瀬川原平・中西夏之とハイレッド・センターを結成。 ヴェネチア・ビエンナーレやドクメンタ6など、   世界中で活動した 高松次郎 の シルクスクリーン作品『雲の波、そして天の浮橋』です。   1984年制作 限定87部 直筆サイン入り シートのみ タトウ付【真作保証】です。   この作品は、版画集「國生み(古事記、日本書紀)」7点組の1枚で、三重県立美術館や新潟市美術館などに収蔵されています。*高松次郎ファンの皆様、作品を探されていた方、作品を気に入った方、ぜひこの機会にコレクションに加えてください。 ・作家名:高松次郎(たかまつ じろう):1936年~1998年・作品名:雲の波、そして天の浮橋  版画集「國生み(古事記、日本書紀)」より・技法: シルクスクリーン・イメージサイズ:約29.5 cm× 約42.0 cm・シートサイズ:約45 cm× 約61 cm  タトウ付です。・サイン:直筆サイン入り・エディション: 87部・制作年:1984年 *作品下部に、直筆サインと制作年、エディション の記載があります。*コンディション:良好です。 画像でご確認下さい。 高松次郎(たかまつ じろう):1936年~1998年高松次郎は1936年東京都生まれ。本名は新八郎。中学2年生頃にピカソの作品を通して現代美術に興味を持つと同時に、アインシュタインを知り大きな衝撃を受ける。東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻に入学し、小磯良平に師事。同級生に工藤哲巳、中西夏之ら。56年に雑誌『近代文学』にカットを描き、この頃から「高松次郎」を名乗る。58年、「第10回読売アンデパンダン展」(東京都美術館)に作品を出品。以降数回にわたり同展に参加する。大学卒業後、一般企業に就職してインダストリアルデザイナーとして働く傍ら作品を制作。62年、中西夏之らとハプニング《山手線事件》を山手線車両およびホームで決行。翌63年、赤瀬川原平、中西夏之とハイレッド・センターを結成する。64年、代表作となるシリーズ《影》の制作を開始、個人名義で発表する。その後、絵画の形式を持つものや、彫刻に似た立体物、文字を用いた版画や写真など、様々な分野にわたった作品を制作する。68年の第34回ヴェネチア・ビエンナーレ、70年の第10回日本国際美術展(東京ビエンナーレ)「人間と物質」、77年のドクメンタ6と、世界中で活動を行う。73年頃から平面作品を中心に手がけた。98年没。(出典:美術手帖) 1963年にハイレッド・センターを結成した高松は未完成性にこそ可能性および未来があると考え、完成する事のない永遠の「不在」を思考する過程を作品として提示した。1970年代前後のこうした試みは高松にとって、煩雑な現実世界において充満する倦怠を打破するための、自己純粋化への志向そのものだった。 1936年東京に生まれ、東京藝術大学を卒業。1958年、読売アンデパンダン展に初出品。1961年から『点』、翌年より『紐』のシリーズを発表。「点とは部分のないもの」というユークリッド幾何学の定義を踏まえ、「点」を「それ以上分割することができない求心的な一つの単位」と定義。物理学の素粒子や遠近法の消失点にも例えられる、既存の価値を成立させる不在の「点」をえぐりだした。さらにこの0次元の「点」を1次元に対応させた軌跡を「紐」とし、不均等な日常性の時空間の実態を調査、顕在化する触媒として機能させた。これら「不在」によるシリーズを経て着手したのが、のちに作家を代弁することになる、1964年の『影』シリーズである。 その後、高松は1980年頃から鮮やかな色彩を帯びた生き物のような形象が画中を行き交う『形』シリーズを手がけ始める。この頃、高松は色彩に興味を持つようになったと語っており、彼にとって色彩は触覚的で身体的なものであったという。人間存在の中核にあるのは無であると考えていた彼がなぜそのような有機的なシリーズを試みたのか。おそらくそれはなぜ私達に知性や生という形ないものとともに肉体が備わっているのかという根源的な問いに通じているように思われる。(出典:whitestone-gallery)

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